使えない人=無能な人?

アメリカの心理学者が出した結論では、無能の定義は以下のようになっています。
1:初級者ほど自分の実力に対する評価誤差が大きく、かつ高く評価する傾向がある
2:初級者ほど他人の能力を評価するときの誤りが大きい


つまり、自分から見た評価ではなく、自分を含めた大多数の人という客観的な視点からの評価が
できない人間のことを指します。
だけど、この言葉を口に出した人の大半は、そんな視点から判断しているのではなく、
自分と考えが一致しないというだけで判断してる人がほとんどなのが現状。


逆の視点から先ほどの定義を読み解くと、以下のようになる。
1:上級者ほど自分の実力に対する評価誤差が小さく、かつ低く評価する傾向がある
2:上級者ほど他人の能力を評価するときの誤りが小さい


ここで自分個人の考えを述べてみる。


僕は無能な人っていうのは存在しないと考えています。
目立つものから目立たないものまで才能の数は無限にあります。
どんなたくさんの才能を持ってる人でも、必ず他人から得られるものは常にあると思っています。
つまり、何が言いたいかというと、



他人を無能と認識してしまったが最後、
自分の成長は止まっているということの証明と可能性のなさを示してしまうことになるんじゃないでしょうか。


それでも、「やっぱり無能な人はいます」という人は視点が違うと思います。
その場合は「自分の考えに賛同してくれない」が大半だと思うので、
自分の人望と普段の振る舞いを認識してから、もう一度見つめなおしたほうがいいと思います。